キャンドルに込めたメッセージです(5)
Baby Loss Awareness Weekは、本日まででした。
毎年10月15日19時から20時までキャンドルに火を灯し、そのキャンドルの灯が世界中を一周するのです。「(the global) “Wave of Light”」と呼びます。短い時間ではありましたが、私たちの生活や人生を照らしてくれたすべての赤ちゃんを追悼する世界的な「光の波」なのです。
私も、日本時間19時から20時までキャンドルの灯を見つめながら過ごしていました。そして、20時に灯を消し、次の地域にバトンを渡しました。このキャンドルの灯は、今、また地球上の何処かを優しく照らしますが、まるで、世界中にいる仲間の存在を伝えているようです。
日中、冷たい雨が降っていた東京でしたが、午後3時過ぎには雨もやみ、青空がみえてきました。まるで、Baby Loss Awareness Weekの最後の夜を迎えるかのような天気でした。
私は外にキャンドルを置き、揺れる炎を見つめていました。
昼間の冷たい雨は、流した涙を表しているようでした。とても短いいのちでしたが、確実に自分の中に生きていた大切ないのちです。愛しく思う気持ちに、そのいのちの期間の長さは関係ありません。
すべてのいのちは、亡くなってからもその存在を大切にされ、尊重されなくてはならないと思います。そして、その大切ないのちを亡くしたご家族も、その抱いている気持ちを他の方からも尊重される必要があります。辛いときは辛い、悲しいときは悲しいと言って良いですし、感情を表に出して良いのです。
しかしながら、誰にも気持ちを話せないこともあるでしょうし、話したくないこともあるでしょう。自分の思いを、少しずつでも、誰かに話したくなったら、ここに私たちがいます。
ピンクとブルーのリボンは、行きつ戻りつ、揺れ動く気持ちも表しているような気がします。そのままの気持ちを、お話しくださって構いません。
何年経っても、話したいことがあると思います。あの時の気持ちを、今だから話したい、ということもあるでしょう。
お空にいる我が子のことを話したくなったら、ANGEL TRAINにいらしてください。
(寺田)
ちょっとわかりにくいと思いますが、リボンの色はピンク&ブルーです。
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